ビートルズ「P.S. アイ・ラヴ・ユー」

イントロなしで始まるのは「オール・マイ・ラヴィング」が最初かと思ってましたが

ビートルズはデビュー曲のシングルB面で早くもやってました

あと、タイトルがカッコよくないですか?

デビュー前の若きポールが書いた素晴らしいラヴソングです

「P.S. アイ・ラヴ・ユー」なんて、ちょっと恥ずかしくなりますが

ラヴソングだからいいのです(笑)

 

アルバム・バージョンの「ラヴ・ミー・ドゥ」と同様

この曲でもドラムはセッション・ドラマーが叩いていて

リンゴはマラカスです

リンゴのマラカスといえば「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」を思い出します

「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のマラカスは非常に印象的ですが

「P.S. アイ・ラヴ・ユー」のマラカスは注意して聴かないと気づかないかも

 

私が不思議に思うのは

デビュー当時はジョンが絶対的なリーダーだったころで

それなのにデビュー・シングルがA面B面ともポールの曲だということです

ジョージ・マーチンやブライアン・エプスタインの言うことに

そのとおり従っていた、ということでしょうか

 

(参考文献)

中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)

大人のロック!編「ザ・ビートルズ全曲バイブル」(日経BP社)