わが懐かしの悪ガキ時代(偽名編)

私が生まれた町は海に面していて

家の近くには川がありました

河口付近は川の幅が15メートルはあったと思います

その川でよく遊びましたが

海の近くになると川なのにヒトデがいました

 

ある日私は悪ガキ仲間といっしょに

川に停泊中のボートに勝手に乗り込んで遊びました

今で言うとプレジャーボートになるのでしょうか

無防備な状態でつないであるので簡単に乗り移れました

ところが、しばらくすると大人の声がします

ボートの中から出てきたのか陸からきたのかわかりませんが

とにかく、その大人は「ダメじゃないか」ということで

私たちを叱ったあと、自分は刑事だと言いました

手帳にメモを取りながら、私たちの学校名と名前を聞き始めます

私たちは順に「○○小の△△です」などと答えましたが

全員が嘘の学校名と嘘の氏名を言いました(笑)

示し合わせることなく、ごく自然に^^

 

その大人から解放されて皆が家に帰るとき

誰かが「あれって、本物の刑事か?」みたいなことを言いました

私たちは口々に「そんなわけねーだろ」と笑い

次の日はきっとまた何か悪いことをしたと思います