夜明けか黄昏か

「夜明けか黄昏か」というと

1980年代ならH.M.カーソンのローマ・カトリックについての本

最近だとガリーナ・ドゥキナのポスト・ソビエトロシア文学についての本

がありますが

本についての話ではありません

 

私は毎朝5時ころお湯を沸かしてコーヒーを飲みます

今の季節だと日の出前で

まだまだ暗いころです

そして時々、夕方にお湯を沸かしてコーヒーを入れることがあります

ある日の夕方、何気なくお湯を沸かしていたら

ふと今が夜明けの時間帯のような気がしました

日没のあたりで、ずいぶん暗くなっていたからでしょう

もちろん、夜明けのような気がしたのはほんの一瞬です

でも何か面白い感じがしました

子供のころ、停車中の電車に乗っているときに隣の電車が動き出して

自分の方が動いたように錯覚して面白がった、あのときのような感じです