ビートルズ「ゲット・バック」Part2

ジョージ脱退の翌日、ジョンはなかなかスタジオに現れません

ポールとリンゴがジョンを待つ中

ポールは「そして2人になった」と言った後しばらくの間押し黙ります

ホワイトアルバム制作中にはリンゴが一時脱退

ゲット・バック・セッションでジョージが一時脱退

1969年秋には非公式にジョンが脱退

そして1970年4月、ポールが脱退

という流れですが

脱退宣言したときのポールの言葉

「僕がビートルズを去ったのではない。ビートルズビートルズを去ったのだ」

は事実をありのままに言ったものなのでしょう

 

トリビア的なところでは

アップル・スタジオでセッションを再開したところへ

レスリー・スピーカーが運び込まれるシーンがありました

シングル「レット・イット・ビー」のジョージのギターのほか

アビイ・ロードでジョージが多用する

本来はムーグ・シンセサイザー用のスピーカーです

アビイ・ロード制作時ではなく、この時点ですでに導入されていました

 

あと、ビリー・プレストンはジョージが呼び寄せたと言われてきましたが

ロンドンでTVの仕事があったビリーがアップル・スタジオに立ち寄り

これは好都合、と皆でビリーにキーボード演奏を依頼しています

映像で残っているのだから、これが真相なのでしょう