ビートルズのモノミックスとステレオミックス

2009年のステレオ・リマスターと同時期に

ビートルズ MONO BOX が発売されました

「プリーズ・プリーズ・ミー」から「ホワイトアルバム」まで

に「マジカル・ミステリー・ツアー」と「モノ・マスターズ」

を加えた構成になっています

私は大きな声では言えませんが

友人から借りてAACで全曲保存しました

 

中学から高校にかけて買ったビートルズのレコードは全てステレオで

私は特に気になることはなく

ステレオとはこういうものだと思っていました

ジョージ・マーチンが

モノラルの「サージェント・ペパーズ」を聴かなければ

本当の「サージェント・ペパーズ」を聴いたことにならない

みたいなことを言っていても

ステレオの方がいいに決まってる、と思っていました

モノミックスを聴き始めた最初のころは

時々あるテイクの違いをおもしろがることはあっても

モノラルの方がいいと思わなかったくらいです

 

ところが、モノラルをしこたま聴いた後で

ステレオミックスを聴いてみると

中央がスカスカだったり

左側は楽器だけ、右側はボーカルだけといったミキシングに

違和感を覚えるようになりました

「サージェント・ペパーズ」と「ホワイトアルバム」は

後にリミックスが出て解消されましたが

「プリーズ・プリーズ・ミー」から「リボルバー」までは

明らかにモノラルの方がいいです

 

MONO BOXは今だと入手困難のため簡単には聴けません

Apple Musicで聴ければいいんですが