わが懐かしの中学時代(マンガ同人誌編Part2)

中3の夏休みが過ぎて受験が気になり出したころ

B、N、私の3人は再び同人誌を始めました

中3の秋にそんなことをではあるのですが

今度は下書き→ペン入れ→ベタという手順にはせず

いきなり水性の細字サインペンで描くという

ちょっと乱暴なやり方で描くことになりました

Nが同人誌の再開を強く望んで

下書きなしのマンガを描き始めたのがきっかけです

 

2度目の同人誌はNが実質的な編集長を務め

原稿のサイズも小さくしました

下書きなしでサイズが小さいと確かにどんどん描けます

レイアウトを工夫することなく

落書きの延長のように描けたからだと思います

手間がかからないので

ナンセンスものからストーリーのあるものまで

この時期の私はマンガを量産しました

 

しかし受験が本当に近づくと2度目の同人誌も終わります

3号が最後でした

そして中学卒業のころ

Nは、Bの原稿と私の原稿をそれぞれまとめて糊付けし

コミックスのように製本してくれました

私のには「◯◯◯◯傑作選①」とタイトルがついていました

Nは24歳で亡くなったため

この肉筆コミックスはNの形見的な思い出となりました