第71期王将戦第2局

渡辺明王将に藤井聡太竜王が挑戦する

王将戦七番勝負の第2局がありました

1日目渡辺さんが▲3四角と踏み込み

藤井さんが△8八歩と返したところは見ごたえがありました

渡辺さんが踏み込むからには勝算ありと思われましたが

渡辺さんは▲8八金で形勢を損ねたと思われます

2日目はやはり渡辺さんがやや苦しい局面が続きます

渡辺さんの自陣角は藤井さんが有利であることの表れでした

そして午後のおやつ後の△3四桂打が勝負を決しました

 

藤井さん、強いです

いつかのブログで藤井さんの強さの秘密を読みの速さと書きましたが

その読みの速さは受けるときにも発揮されます

私はこのごろ、藤井さんが強いのは自玉が詰まないのを

正確に読み切る力にあるのではないかと思っています

 

番勝負で藤井さんに勝つには先手番を全部勝った上で

後手番を最低一番勝つ必要があります

これで渡辺さんは後手番を二番勝たないといけなくなりました

藤井五冠の誕生、藤井時代の到来が近いと思います