ビートルズ「ホールド・ミー・タイト」

ボーカルとコーラスの掛け合いが楽しい曲です

アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」制作時に録音されながら収録されず

「ウィズ・ザ・ビートルズ」制作時に再度録音されました

「プリーズ・プリーズ・ミー」に収録されなかった理由は

1 アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」に合わなかった

2 いい曲なので次のアルバムにとっておいた

など諸説ありますが、本当のところはよくわかりません

「プリーズ・プリーズ・ミー」のときには何らかの理由でボツになり

「ウィズ・ザ・ビートルズ」では曲が足りなくなったので

あの曲があるじゃないか、と思い出して録音した

というのが素直な考え方だと思います

 

モノラルとステレオはコーラスが違います

はっきりわかるのはラストの部分で

モノラルはポールのソロボーカルで終わるのに対し

ステレオはポールのボーカルにコーラスを加えています

 

(参考文献)

中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)

大人のロック!編「ザ・ビートルズ全曲バイブル」(日経BP社)