藤井竜王の読みの速さについて(仮説)

プロ棋士は頭の中に将棋盤を持っていて

その将棋盤で駒を動かして手を読んでいるといわれます

目隠しして対局する棋士をご覧になった方もいるでしょう

棋士が一般人を超えた能力を持っていることは

これだけでも明らかですが

藤井竜王は脳内将棋盤ではなく符号で読み続けるそうです

棋譜に使われる3四歩とか7八金とかの符号です

画像の通信速度とテキストの通信速度が違うように

脳内でも画像を動かすより符号で読む方が速いのでしょう

ところが、ここで素朴な疑問がわきます

符号だけで20手先とか本当に読めるのか?

という疑問です

 

藤井さんが鉄道ファンだというのはよく知られています

鉄道といえば、時刻表は数字などのデータでいっぱいです

また藤井さんは積雪量などの気象データを見るのも好きとのこと

そうすると、非常に短絡的ではありますが

藤井さんは数字や記号といったテキストを見るだけで

考えたり楽しんだりできるのではないか…

データからデータへと思考を連鎖できるのではないか…

という仮説に至るわけです

まあ、それ以上のことはわかりません

藤井さんの頭の中では何が起こっているのでしょうか