ビートルズ「マネー」

オリジナルはバレット・ストロングです

Apple Music で聴けるのは意外でした

バレット・ストロングはこの曲以外にヒットはありません

「マネー」はローリング・ストーンズもカバーしていて

「Singles 1963-1965」に収録されています

 

ビートルズはこの曲をデビュー前から演奏していました

アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」のラストを締めくくった

「ツイスト・アンド・シャウト」の出来がよかったのと

ビートルズ自身が気に入っていて演奏も慣れていたことが

アルバム収録の理由でしょう

「ナット・ア・セカンド・タイム」もそうですが

ジョージ・マーチンのピアノが目立つ曲です

ピアノがないバージョンはアンソロジー1で聴けます

 

私が不思議なのは「マネー」のステレオミックスです

ピアノ以外の楽器が左、ボーカルとコーラスが中央、ピアノが右

という配置で聴こえるようにミックスされていて

まともな聴こえ方というか

ほかの曲のように中央スカスカ状態ではありません

アルバム「ウイズザ・ビートルズ」の中で

「マネー」だけが、ボーカルが中央で聴こえるミックスです

どうしてほかの曲もこういう配置にしなかったのでしょうか

 

(参考文献)

中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)

大人のロック!編「ザ・ビートルズ全曲バイブル」(日経BP社)