ビートルズ「Sie Liebt Dich」

「シー・ラヴズ・ユー」のドイツ語バージョンです

「抱きしめたい(ドイツ語)」はベーシックトラックに

ボーカルと手拍子を入れ直したものですが

「シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)」は

英語版のトラックが処分されていたため

演奏もボーカルも録音し直したものだそうです

つまり完全に別テイクということになりますが

聴いていてどこが違うか私にはよくわかりません

 

ドイツ語ヴァージョンが制作されたのは

ドイツのレコード会社の意向だったとされていますが

ビートルズ、ドイツといえばハンブルク巡業を思い出します

1960年8月から約4か月のハンブルク巡業では

「インドラ」や「カイザーケラー」というクラブに出演しました

ジョン、ポール、ジョージの3人は「カイザーケラー」で

リンゴ・スター(言うまでもないですが、後のメンバー)

アストリッド・キルヒャービートルズ・カットの産みの親)

クラウス・フォアマン(「リボルバー」のジャケットをデザイン)

と出逢います

 

(参考文献)

中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)

大人のロック!編「ザ・ビートルズ全曲バイブル」(日経BP社)