ビートルズ「ア・ハード・デイズ・ナイト」

リンゴが何気なく発した言葉「ア・ハード・デイズ・ナイト」が

他のメンバーに大ウケして映画のタイトルにもなったと言われています

リンゴは普通とは違う言い回しや文法無視の気の利いた言葉が得意で

ソロ時代だと「イット・ドント・カム・イージー」というのがありました

 

曲の方は独創的なイントロ、ジョンのボーカル、ポールが歌うサビ、

印象的な間奏、きらびやかなエンディング…と

どこをとってもサイコーな名曲です

「マイルスを聴け」で有名な中山康樹氏は

「ア・ハード・デイズ・ナイト」がジョンの絶頂期だったと言っています

 

多数のミュージシャンがカバーしていますが

ビートルズの曲の中では

ジャズ・ミュージシャンがカバーしている割合が多いように思います

エラ・フィッツジェラルドクインシー・ジョーンズのほか

カウント・ベイシーもカバーしています

私はマンハッタン・ジャズ・クインテットがカバーしたものが好きです

彼らの「Take The A Train」に収録されています

 

(参考文献)

中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)

大人のロック!編「ザ・ビートルズ全曲バイブル」(日経BP社)