ビートルズ「テル・ミー・ホワイ」

泣いたわけを教えてほしい

どうして嘘をついたの?

と去っていった恋人に向けた歌です

この歌詞を明るい曲調で歌うのがジョンらしさかもしれません

歌詞と曲調のギャップは井上陽水「Good, Good-bye」を思い出します

 

中山康樹氏はジョンの三重唱だと言いますが

コーラスはポールとジョージのようです

コーラスの高音は明らかにポールで

低音はジョンの声に似てなくはないですががジョージでしょう

 

ポールのベースはランニングベースと言っていいと思います

ジャズのランニングベースとも違う独特のベースです

1967年にアルバム「サージェント・ペパーズ」で聴くことができる

あのメロディアスなベースの完成まで、あと3年です

 

(参考文献)

中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)

大人のロック!編「ザ・ビートルズ全曲バイブル」(日経BP社)