ビートルズ「家に帰れば」
彼女に話すことがたくさんあるんだ
家に帰れば
と歌うジョンの曲です
「僕が泣く」と同様、間奏がありません
イントロもなく、いきなり「ウォウオアー」で始まります
この出だしについて中山康樹氏は
「その発想力は一種の“発明”にも匹敵する」と言います
そういえば「フェイム」を共作したデヴィッド・ボウイはジョンについて
「これほどオリジナリティーがある人を見たことがない」と言っていたそうです
ところで、ジョンの曲には「Come On」がよく出てきます
この曲だと「ねえ」とか「さあ」の雰囲気もありますが
「後生だから」とか「Please」に近い意味でしょう
「頼むから帰らせてくれよ」みたいな感じです
(参考文献)
バーバー「弦楽のためのアダージョ」
安倍元首相が亡くなってから時々聴いています
悲しいときに悲しい曲を聴くと
多少は慰められる感じがします
だからといって何かが解決されるわけではありません
ただ悲しい曲を聴きたくなっているだけなのかもしれません
わが懐かしの悪ガキ時代(鬼ババ編)
小学校低学年で、まだ両親と同じ部屋で寝ていたころ
鬼ババの夢を見ました
なぜか家の中に鬼ババがいて私を追いかける夢です
鬼ババは動きがゆっくりなので
私は余裕で逃げ回り、すっかり鬼ババをなめていました
ところが、階段を昇り終えたところで
フワッと体が宙に浮いて
そこから階段を落ちてしまいました
その階段は踊り場がなく、私は転がらずに宙に浮いたまま
スーッと吸い込まれるように鬼ババのいる場所へ落ちました
「ギャーッ」
鬼ババが「ガシッ」と私を捕まえたとき
私は実際に大きな声を上げたようです
捕まった瞬間の恐ろしさは今も忘れられません