オーディオは一人で楽しむものなりと還暦すぎてしみじみ思う

私がオーディオのことを知ったのは中学生のときでした

小学館の「FMレコパル」が創刊された時期で

解散後のビートルズがブームになったころでもあり

私は父に買ってもらったシステムコンポTechnics You-ozで

NHK-FMサウンド・オブ・ポップス」や

「軽音楽をあなたに」を聴きまくりました

学校の定期試験が終わるたびにレコードも買いました

 

大学生時代前半は寮生活でオーディオとはほぼ無縁となり

後半は音楽を聴くより演奏するのに夢中だったので

オーディオ機器にはほとんどお金を使いませんでした

量販店の展示品だったパイオニアのプリメインアンプを買った程度です

 

社会人となり結婚して子どもが生まれると

学生時代に買ったアンプにBOSE121をつないで

居間でジャズ、フュージョン、クラシックを聴きはじめましたが

妻と息子にはこれが評判よろしくなく

私はやむなくiPodで音楽を聴くようになりました

 

それから20年くらい経ったのでしょうか

息子が社会人となり家を離れ

私は書斎兼寝室を持つようになり

好きなときに好きな音楽を聴けるようになったのです

中学生時代と同じように

オーディオは一人で楽しむものですね